こんにちは。
元消防士ユーチューバーのKIYOYUと申します。
今回は、現役消防士の方で、
これから転職活動を始めてみるという方のために、
記事を書きました。ぜひ参考にしてみてください。
家族の存在
これから転職活動を本格的に始める
という方は、
家族に転職のことを話していますか?
あるいは、
家族の同意は得ていますか?
私の経験上、私を含め、
消防士を辞めたことにより、
家族関係が悪化したという
人はあとを絶ちません。
近くにいるのが、
親であれ
妻であれ
話し合うことは
避けてはいけないと
考えます。
大体の場合、
「もったいない」とか
「辞めないで」と
引き止められますが、
本気で自分のことを
信じてくれる
存在であれば、
時間をかけてでも
自分の意志を
伝え続けることが
必要です。
そうすることで、
お互いにとって
良い関係は保てると
思います。
自分の中で退職すると
決め込んでいても
独断で黙って
全て進め、
完結してしまうこと
だけは避けましょう。
失敗したくないと思わないこと
仕事探しに正解なんてありません。
各個人その人に合った適切な進路が
ハッキリ分かれば悩むことなんてありません。
失敗したくないから悩むんです。
また、失敗したくないから前に進めないんです。
「自分の人生このままで良い」
と思う人は転職なんて考えず、
そのまま真っ直ぐに進んでください!
元消防士であることに
そこまで市場価値はありませんから
失敗が怖ければずっと消防士で
過ごすべきです。
また収入が落ちてしまうことを
恐れる人も転職をするべきでは
ないと考えます。
要は「失敗」を
自分の中でどう定義するか。
「仕事内容のミスマッチ」
が失敗なのか、
「収入減」が失敗なのか、
起こり得る現実に
耐えられそうにない人は
転職なんて考えるべきでは
ありません。
決めるなら期間限定で瞬発的に
「転職の時代」と言えど、
なかなか仕事を辞めるには
勇気が要ります。
しかし転職活動をするなら
覚悟・期間を決めて、
スピーディーに取り組み
だらだらしないことです。
文章の作成も、
面接スキルも
短期に
複数回繰り返すことで
研磨されていきます。
転職活動には
たくさんの準備と
大きなエネルギーを
必要とします。
履歴書、職務経歴書を書き
複数の会社に
応募しなければいけません。
履歴書などは
手抜きは絶対に
許されません。
応募者は自分だけではないので、
書類で魅力を伝えられなければ
即シュレッダー行きです。
それだけ履歴書、職務経歴書は
時間をかけて慎重に、
ちゃんと読んでもらえるように
記入しなければなりません。
元消防士の肩書きで
書類選考をパスするには
それなりのスキル、資格、
実績などを
ありったけ
見やすい文章で
スッキリまとめあげること
が重要です。
書類選考が通ったら、
企業によってはSPIという
Web上のテストを課す
ところもあります。
私には公務員試験合格の
経験がありましたが
ブランクがあったので、
SPI対策の勉強にも
短期集中で取り組みました。
また、同時進行で
時間があれば、
講習の受講だけで取得できる
ハードルの低い資格を探して
休みを利用し
積極的に取得しました。
書類選考を乗り越えるために
時間が許す限り、
文章もしっかり整え、
記入する資格も
増やしていくぐらいの勢いは
あっても良いと思います。
SPIは無い場合ももちろんあるので
そんなに気負う必要はありませんが、
人気のある企業なら、
他者より
印象に残る工夫は必要です。
(SPIはある方が珍しいので、転職活動であまり気負うことはありません)
第一印象は
履歴書、職務経歴書などの
書類を通して
各企業に伝えるので
そこで8割型決まる
と考えても過言では
ありません。
書くネタが
たくさんあっても
箇条書きにして
スッキリ伝えるなど、
採用担当者が
見るのに疲れてしまう
ような履歴書を避けましょう。
また文章にするなら
礼儀を知らない印象を
持たれないようにしましょう。
書類選考
↓
(SPI)
↓
面接
この流れを短期集中で繰り返す
イメージです。
一社に固執せず、
何社にも応募して
複数社から
内定を頂いた段階で
悩んでも遅くはないです。
辛くなりかけているなら心が元気なうちに
「精神的に追い詰められている」、
「このままここにいたら自分自身が壊れてしまう」、
「生きているだけで辛い時間を過ごしている」、
「休みでも落ち着かない」、
「何してても楽しくも感じない」
と思う職場なら、
とにかく早く辞めることが一番です。
いつか後戻りできなくなって
避難するエネルギーさえ喪失します。
転職活動も
企業に自分を売り込みに行く
作業ですから、
自分自身が
どんより暗い顔をしていたら
どんな会社に行っても
採用してもらえないと思います。
頭数だけでも揃えたいと言うブラック企業であれば簡単に採用されると思いますが、
少なくとも精神的に打ちのめされて
暗い表情、
暗い声、
暗い雰囲気
であっては
企業の採用担当者の
気持ちに響く事はありません。
むしろ悪い印象で記憶に残ると思います。
転職活動するなら心が元気なうちに、
精神的に余裕があるうちに
計画的に進めましょう。
給料
給料については
やはり立ち止まって
よく考えた方が良いと思います。
消防士という立場なら
「副業は許されない」
自治体によっては
「基本給がめちゃくちゃ少ない」
などのデメリットはあります。
しかし、
公務員の中では、
警察消防などの公安系は
給与面においては高額です。
そのため仕事にストレスは付きもので
それなりに業務内容はキツイものです。
また、東京消防庁や警視庁は、
公安系の公務員の中では
言うまでもなくトップクラスです。
知り合いから
東京消防庁の職員同士で
結婚したという話を聞いたこと
がありますが、
収入において
最強の夫婦
になったそうです。
公務員の場合、
収入に関しては、特殊な理由がない限り
生涯を通じて
完全に組織に依存する場合が
大半です。
自由度はかなり低いのですが、
食いっぱぐれることは
ありません。
収入が落ちる可能性を受け入れ、
自分のやりたい事で
生活していきたいという方は
消防士を辞める選択を
してみるのも
良いかもしれません。
まとめ
いろいろ書きましたが、
結局のところ、
消防士であるメリットは
大いにあります。
「周りからの評判が良い」
「景気に左右されずボーナスが必ず入る」
など安定と言えば安定です。
私は消防士だった頃よりも
収入は減りましたが、
自分の特技を活かし、
自分のやり方で
収益を得る楽しみを
知りました。
消防士であるデメリットと収入を
捨てる代わりに、
自由でやりたい事だけを
やれる人生を手に入れました。
これから収入を上げる事が
できるのかは自分次第です。
自分の人生、
悔いのないように
生きたいものですね。
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