オートショックAEDとは
「電気ショックボタン」が無いAED
(自動体外式除細動器)のことを言います。
パッド装着後の電気ショックが自動化されました。
メリット
自動で電気ショックが流れるため、
処置の遅れを防ぐことができます。
ショックボタンのあるAEDとの違い
・オートショックAED特有のロゴマークがあります。
・電気ショックが自動なので、ボタンを押す必要がありません。
実際に使う場合、
人が倒れているのを発見し、普段通りの呼吸でなければ、胸骨圧迫を実施し、AEDの使用に移ります。
心臓の解析後、電気ショックが必要なら「電気ショックボタン」を押下し、
電気ショックを流します。
しかしオートショックAEDの場合は電気ショックが自動なので、ボタンを押す必要がありません。
注意すべき点
・電気ショックボタンが無いことで混乱するおそれがあります。
・電気ショックのタイミングはAED次第なので、電気ショックの際、患者に接触していると感電してしまいます。
今後の対策
AEDに「オートショック」の種類があることを把握しておきましょう。また、知らない人へ周知することも大切です。
今後、消防の救急訓練でも頻繁に説明があるとは思いますが、まだ普及してはいません。
ひとり一人の意識で、
本当に助かる人もいるかもしれません。
知らない人がいたら教えて、
自分自身もしっかり対応できるように訓練しましょう。
参考
総務省消防庁
通達 令和3年8月2日
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