【火災原因調査】火災調査で役立つアイテム。個人装備品で便利なもの7選!

火災原因調査

こんにちは、
元消防士YouTuberのKIYOYUです。

今回は私が消防在職時に使っていた、
火災調査用の個人装備品の話です。

火災調査がスムーズに行えるよう、
揃えた方が良い道具などをご紹介します。

火災調査がスムーズに進むように、

個人で準備できるものを紹介するよ!

 

 

クリッボードとバンド付きペンケース

こちらは書類をあらかじめ何枚か入れておき、
現着後、スムーズに調査に移行できるように持っていました。

火災現場では人定といって
関係者の氏名、住所、職業、電話番号などを限られた時間の中で
取らなければなりません。

聴取内容をリストアップしたメモを
あらかじめバインダーに用意しておきます。

また、調査中に
罹災者に対して
「火災証明書申請書」や
「罹災申告書」など
事後的に提出してもらう
書類も渡さなければなりません。

空いた時間を見計らって
渡しますが、
私はバインダーの中に控えて
すぐに渡せる体勢をとっていました。

バインダーの中でも
クリアファイルで仕分けておき
円滑な調査活動を意識していました。

コンパクトライト

火災現場は照明が使えず、
薄暗いことがほとんどです。
視界が悪ければ現場調査もうまく進みません。
出火箇所を特定する上でも炭化している箇所などをたどっていかなければいけません。
二階以上の階なら、床が焼け落ちていることもあるので、足元にも注意が必要です。
そんな時、周囲を照らすライトは
安全な活動のためにも確実に
必要になります。

ヘッドライトはみなさん
保安帽や防火帽に付けていると
思いますが、
手元ですぐに出せて、
胸ポケットにもさして
使えるような多機能ライトもあります。

コンパクトで使い勝手の良いライトも
持っていて絶対に損なことはありません。

ボイスレコーダー

こちらは、スマホのアプリでも代用できるのですが、
個人で持っておくと便利なものです。
主に質問調書作成の目的で使います。

関係者と接触し、
事情聴取するときに
質問対象者に了承を得た上で使用します。

私の所属していた予防の部署では、
ほとんどの人が持っていました。
もちろん私も持っており、
質問調書を作成するときに
相当役立ったアイテムです。

メジャー

こちらは百均でも売っていますが、
できればホームセンターで売っている
頑丈なものを使用したほうがいいと思います。
火災現場では、焼損面積の算定、
図面作成などのために必ず各部屋で距離を測ります。
メジャーを使う事は必要不可欠と言っても
過言ではありません。

レーザー距離計

こちらもメジャーと重複するかもしれませんが、
さらに便利なものとして選定させていただきました。
多少値は張るのですが、
距離を楽に測れるので相当便利です。

ただし、
使い慣れていないと多少手際が悪くなってしまうので、
使用する前に少し練習しておくと良いでしょう。

ハケ

こちらは発掘作業時に使います。
発掘作業では
例えば、電気配線をたどり、
コンセント付近も確認します。

灰に埋もれた物を掘り起こす際に、
灰を取り払うときに役立ちます。
こちらも百均でも一応売っておりますが、
頑丈なものを買った方が長持ちしますので
購入を考えてみてはいかがでしょうか。



ウェストポーチ

こちらは前述した道具を一式入れるための
ポーチです。
自分専用の火災調査道具を揃えておくと、
調査活動もスムーズですし、
同僚からの信頼も得られます!



まとめ

火災原因調査はある程度
スピード感を持って
取り組まなければなりません。

火災がいつ起きても、
すぐに行動に移せるような
下準備はしておくべきですし、
作業が捗る道具は
積極的に購入し
揃えておいた方が良い
と思います。

作業がスムーズに進めば、
書類作成の精度も高まる
はずです。



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