【防火対象物点検資格者講習】受けてきました!

出来事

受講にあたって

今回は防火対象物点検資格者講習についてお話しします。

私は元消防士ですので、一番免除科目の多い

C区分

受講をしました。

免除を一切しない場合は、
4日間に及ぶ講習となりますが、

免除申請した私は途中参加。
3日目、4日目のみの参加となりました。

受講した科目は

「防火対象物点検要領」のみ。

正直、最終日に控える「修了考査」が不安でした。

いくら元消防士といえど、

分厚いテキストをたった2日で目を通すことは至難だと思いました。

修了考査の対策

修了考査はテキストの持ち込みが可能です。

主催者側に確認しましたが、付箋の使用はオーケー。

付箋への書き込みもオーケーとの事でした。

もちろんメモ書きしたノートの使用は許可されません。

全3分野あり
各12問、14問、10問の
計36問。

各分野50%以上、全体で70%以上の正答で合格となります。

修了考査は、「付箋」の使い方がめちゃくちゃ重要です。

私は付箋をインデックスのように使いました。

何も書いてない付箋は、正直ジャマでしかありません。

また、付箋はテキストが大きいので、

上から飛び出す形で貼るのではなく

横から出す形で貼ったほうが使いやすく、
何より見やすいです。

時間は慎重にやりすぎると絶対に足りません。

全体を通して言える事は、解答を「探す」作業に
時間を取られるということです

私個人は、防火管理や、消防計画の内容など

大体どこに書いてあるか予想はつくのですが

防火管理、1つをとってもテキスト内に

散在していますので見つけるのが至難。

ですが、
見つかってしまえば問題文と全く同じ記述

がテキストに載っているので安心はできます。

ただ修了考査の前段階で付箋にキーワードを書き込む事と、

スピードを意識する事は必要条件だと思います。

 

【防災管理点検資格者講習】受けてきました!

出題された問題例

修了考査で実際に出題された問題を
何問かご紹介いたします。

・消火器は15項では300㎡で設置義務がある?

・連結送水管は公設消防隊の消火活動を円滑にする目的のもの?

・指定数量未満の危険物を取り扱う場合でも
保安に関し必要な知識技能を有する危険物取扱者に
安全管理を行うことが望ましい?

・管理権原者は、親会社所有の防火対象物等を子会社に管理委託する形態の場合、
共用部分にあっては防火対象物の所有者、
占有部分にあっては防火対象物の所有者及び所有者との賃貸借契約により入居している事業主か?

・不活性ガス消火設備の放出方式の誤った記述。
(全域放出方式と局所放出方式が正解)

・防炎防火対象物について
(選択肢を見ると、本来12項ロも含まれるが
12項ロが抜けていた)

繰り返しにはなりますが、全ての選択肢の正答は
全てテキストに記載がありますので、

見つけさえすれば確実に合格はできます。

まとめ

修了考査の合格発表は20日から30日後だそうです。

講師の方も言っていましたが直近の結果だと

44人中、合格者が34人だったとのこと。

甘く見ていると最後に落ちてしまう講習なので

気を引き締めて臨むことが大切と言えそうです。

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