【消防士】予防課の消防職員になるには?何から始めたら良いか?

公務員試験

こんにちは、
元消防士YouTuberのKIYOYUです。

今回は、
予防課員になるためには
どんな努力をすれば良いのかを具体的にお話しします。

予防課は勉強をたくさんしないといけないけど、

とてもやりがいがあるよ!

ちなみに私は元消防士ですが、
東京消防庁の職員ではありません。

先にお伝えしておきますと、
消防士になる前から
「予防課の職員になりたい」
と言って入庁する人には
私は未だかつて
会ったことがありません。

大体の人は
救助隊でオレンジ着たいという人か、
救急隊でたくさんの傷病者を救いたいという
人が多いです。


私も最終的には
予防専門になりましたが、
最初はオレンジに憧れていました。

しかし、予防業務を進めれば
進めるほど、その業務の存在感が
社会の中で際立っていることを
体感できました。

私が努力したこと

本をたくさん購入

予防業務に
直接関わっていない段階でも
私は大量の本を購入しました。

予防に関する本が多かったですが、
訓練に関する本なども積極的に購入しました。
もちろん「本を買っている姿を見せびらかすべきだ」
というわけではありません。

本で得られる情報は
幾度となく業務で困難に
直面した私を助けてくれました。

私は分からないことを
そのままにしたくない性格でしたので、
純粋に「知りたい、詳しくなりたい」と
勉強がしたかっただけです。

本の購入は
仕事で得られる知識の
吸収力を格段に上げてくれます。

結果として仕事の中で
知識を応用することが
多かったので、
本を活用しながら、
実務的な知識は
メキメキとついていきました。

上司に面接でアピール

消防署内では半年に一回ぐらいのペースで
消防署長と面接をする機会がありました。

予防課に行きたいのであれば、
そこで必ず予防課の職員になりたいと、
希望出すようにします。

また、身上申告書という
組織内で用いる履歴書のようなものを
修正する機会も与えられるのですが、
このときに、新たに取得した資格も
どんどん書き足していきます。

私の場合、
最初の3年間ぐらいは
「救助隊になりたいです」と
オレンジを着たいと口に
していました。

しかし何年かすると、
「救助隊は毎日訓練が大変そうだなぁ」
と思い、
憧れは次第に薄れていきました。
それだけではなく、
自分にとっての適性を
真剣に考え始め、
組織の中で一番能力を活かせる道
を漠然と模索していました。

勉強はとにかく好きだったので
辿り着いた答えが
予防課という道でした。

そこからは資格を取る努力をしながら
上司に「予防課希望です!」と
アピールを続けました。

とにかく資格をたくさん取る

ここでいう資格はもちろん
予防業務に活きる資格のことです。
関係ない資格をとっても
アピールにはなりません。

何か目に見える形で
確実にアピールにつながるもの
を考えていたので、
手っ取り早く
水面下で資格の取得に
励んでいました。

資格を取って、
たとえ実務で
「お前、資格持ってるクセに
そんなことも分かんないの〜」
と言われても
持っていない人よりは
間違いなく評価は高くなるはずです。

雑音は気にしないようにしましょう。

資格を取る努力をしていれば
やる気は絶対に伝わります。

参考までに、
私が消防在職中に
取得した資格をご紹介します。

私が在職中8年間のうちに取った資格

予防技術検定(防火査察)
予防技術検定(消防用設備等)
予防技術検定(危険物)
消防設備士乙6、7類
甲種危険物取扱者
乙種危険物取扱者1〜6類
防災士
毒物劇物取扱責任者

上記の資格は、公費ではなく、
自費で取得したものがほとんどです。
公費で取得したのは
予防技術検定(防火査察)
の一つだけです。

当然ですが、
受験の申し込みなども
全て自分で行い、
休日や非番を利用して
試験会場に足を運びました。

自分の時間とお金を利用して、
資格取得をする人は
あまりいなかったので、
十分なアピールポイント
になったかと思います。

予防業務に積極的に取り組む

予防課を目指す以上、
予防業務には積極的に
着手しなければいけない
と思います。

根拠法令が見つからないと、
ドツボにはまることもある
小難しい業務ではありますが、
乗り越えた先で、
新しい知識が身につくと
「やって良かったなぁ」と
満足感が得られます。

予防業務にはどんなものがあるか

消防の予防業務をざっくりご紹介します。

査察(立入検査)担当
危険物担当
建築担当
火災原因調査担当
市民指導•広報担当

上記のとおり、
予防業務も幅広くあります。
自治体により違いはありますが、
各担当に分かれて
業務を進めております。

同僚を助けられる知識をつける

消防職員の中には、
予防業務が苦手
だという人が多いです。

しかし、裏を返せば、
予防の知識をつければ
それだけ存在価値がある
と言うことです。

私が予防担当になった時には
年齢問わず、
上司からも後輩からも
質問されることが多くなりました。

予防課のあつかう業務は、
消防法や建築基準法等に基づくものであり、
対外的な業務も多いので
確かな法的根拠や基準をもとに
対応しなければなりません。

曖昧な返答を
一般の方に対し、
してしまえば
トラブルの元です。

そのため
確かな情報を求め
予防に詳しくない職員は、
私を含めた予防課の職員にもとに
質問してくることが度々ありました。

そのようなうちに、
多くの消防職員の信頼も
大きく得ることができたように
思います。

運も必要

なんだかんだ
最終的には運も必要です。

前述したように
私は入庁した当初から
予防課の配属を狙っていた
訳ではありません。

人事配置は辞令によって決まり、
自分の意志が
必ずしも反映される訳ではありません。

自分の人事配置を決めるのは
紛れもなく上司です。
自分でできる努力を精一杯して
身近な上司に実力を認めてもらえなければ、
消防本部内の予防課の推薦は
もらえません。

しかし、
私が今まで見てきた流れを考えると、
予防に特化した努力をする人だけではなくて、
単純に仕事ができると認められた人も
予防課に拝命されています。

救助も救急にも詳しくて、
現場一筋でやってきた人でさえも、
困難な仕事への適応力を認められて、
予防課に配属されることもあります。

私の主観ですが、
「この人になら業務を任せられる」
と、上司からの信頼が厚い人も
予防課職員になり得ます。

希望しなくても配属されたパターン

その他に
予防課に配属となった人達の
人事異動の経緯を思い出すと、
「腰や背中の怪我をしてしまったから」や
「家庭の事情で24時間勤務ができなくなったから」、
「白血病が発覚して現場で働けなくなったから」
など色々な人を見てきました。

本来なら、
災害現場で働きたい
と言う方もおり、
やむを得ず予防課に
来なければならなくなった人も
中にはいます。

消防士は、
体が資本であると同時に、
各消防職員には
大切な家族もおり
抱える事情は様々です。

予防課に来たくて来た人、
体の自由が効かなくなった人、
家庭を支えなければならなくなった人、
本当に様々な理由ですが
予防業務に携わる以上、
手を抜いている人は
誰一人いませんでした。

まとめ

いかがだったでしょうか?
予防課で働く上では
多くのことが求められます。

それだけ重責のある業務
だということです。

隔日勤務と違い、
各種手当はつきませんので
給料は下がってしまうという
難点はありますが、
大きなやりがいを
感じることはできます。

ぜひ予防業務に興味がある方は、
予防課の消防職員を目指してみてください。

コメント

  1. ゆきぐに より:

    はじめまして!
    よろしければ予防の知識を深めるにあたり購入した本を教えていただきたいですm(__)m

    • kiyoyu kiyoyu より:

      はじめまして、コメントありがとうございます。私が購入して役立った本は、ご存知かもしれませんが、「建築消防」、「消防設備アタック講座(上下巻)」、「消防予防概論」などです(^^)

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