あまり使わない⁈ 消防設備士【甲種特類】合格体験記

消防設備士

今回は、消防設備士試験の中でも
かなりマニアックな資格、
消防設備士「甲種特類」
受けたときの記録を
お話したいと思います。

消防設備士試験の
集大成とも言える
「甲種特類」

実務面ではほぼ使いませんが、
自己啓発的な目的で
取得することを決め、
受けてきました!

消防設備業に従事するなら

持っておいた方が

仕事の幅も広がるかもね‥‥!

 

 

試験内容

試験の内容は大きく分けて3つ。
・消防関係法令、
・工事整備対象設備等の性能に関する火災及び防火に関する知識、
・工事整備対象設備等の構造、機能及び工事又は整備の方法

上記の科目から成ります。

試験の特徴

試験の大きな特徴はやはり、
消防法のみならず、
建築基準法からの出題もあること。

実技試験は無いものの
試験の範囲としてはかなり広く
感じます。

また法令だけではなく、
燃焼の原理、
火災時の煙の流動、
避難時の心理特性など

消防設備士の試験なのか
疑ってしまうような問題
も出ました。

装備品

私の勉強法としては、
防火対象物点検資格者講習で
使用したテキストを
主に使いました。

広範囲の内容が、
ある程度コンパクトに
まとまっている参考書やテキストが有効だと考えたからです。

ぶっちゃけ、消防法令に関わる
建築基準法の法令箇所は
ある程度予測がつきます。

特別避難階段、
非常用エレベーター、
排煙設備など。

建築基準法が出るからといって、
そんなに色んな箇所から
出るわけではないので
範囲も絞れます。

テキストを使えば尚更です。
建築基準法のページ
をめくれば
ある程度、要点がまとまった形で
各基準が載っています。

この本がオススメということは
明言できませんが
「消防法」関連の参考書
の中にある
「建築基準法」のページを
チェックしてみましょう!
要点がまとまっていると
思います。

どんな問題?

ほとんどが
知識を問う問題です。
法令の知識だけではなく、
フラッシュオーバー時の
火災室の温度や、
各消防設備の設置基準など、
「数値」を問う出題も
多数見受けられました。

しかし
実技が無い点については、
本当に助かりました。

甲4や甲3のような
複雑な計算が無いだけで
かなりラクに感じます。

感触としては、
上記の建築基準法の範囲
を読み込み、
各類別(甲1〜甲5)の消防設備の設置基準を広く浅く覚えておけば、
ある程度得点できます。

初歩的な問題もあるので、
得点できる問題は確実にとり
落とさないようにしたいですね。

燃焼の問題は
「発火点」や「燃焼点」など各用語の
定義は確実に覚え、
火災時における火災室の問題も幅広く出題されます。

避難時の心理特性に関する問題は、
知識が無くても解ける問題もあります。

「常識的に考えて、火災時にこんな避難の仕方はしない!」と思えるような
極端な記述が混ざっている
こともあります。

文章をしっかり読み込めば
知識が無くても
正答にたどり着けます!

文章を注意深く読み、
得点に繋げるようにしましょう!

私が受けた時の問題を
参考書にまとめてみましたので、
もし良かったら参考にしてみてください。

 

感じたこと

試験を受けてみて
挑戦して良かったと
感じています。

範囲は広く感じがち
ですが、冷静に対策すれば
予測し範囲を絞れますし、
効率的に合格できる
攻略法はあります。
身構える必要はないと
思います。

少し自己満足みたいな感覚ですが、
力試しにもなりましたし、
合格に向け、
それなりに勉強もやり直したので
総復習にもなりました。

「防災の仕事」に携わる方は
取って絶対に損にならないので、
挑戦してみることを
オススメします!

実務で使うことは
おそらくありませんが・・・‼︎



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