【パワハラ ?!】服装や髪型について昇任試験で繰り返し威圧的叱責をした50代の消防長をパワハラで減給3カ月。丹波市役所の事例を参考にパワハラの捉え方について考える。

公務員試験

消防の世界ではパワハラが
注目を浴びています。

もはや当たり前のようにも言われており、
パワハラは、各個人に
精神的なストレスを与え、
心身に深刻な影響を与えます。

特に、職場において不適切な言動や
指導が繰り返されると、
モチベーションに悪影響を
及ぼすことは避けられません。

私自身、丹波市役所の事例では、
2つの問題点があったと考えています。

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消防士にとって大切なこと

威圧的な言葉や態度での指導は、
職場での信頼関係を損なうだけでなく、
個人の成長を妨げることにもつながります。
声が大きいことは
消防士にとって大切なことなので、
その点は威圧的とは言えません。

一方で、消防では、
身だしなみや服装に対する
意識はとても重要です。

特に、消防士という職業は、見た目がしっかりと整っていれば信頼感を与えるだけでなく、
他の職員や市民に対しても模範となるべき存在であることを強く感じます。
他人からの目はしっかりと意識するべきです。
髪型1つだけでも大切なことだといえます。

そのため、「身だしなみはきちんとするべき」という考えや姿勢は
決して揺らぐものではないという点は、私にとっても重要な価値観です。

丹波市役所の事例から考えるパワハラ

最近、丹波市役所での
パワハラ事例がありました。
50代の消防長が若い消防士に対して、
昇任試験の場で
繰り返し威圧的な叱責を行い、
その結果としてパワハラと認定され、
減給処分を受けたという事例です。

消防長が放った言葉は、
確かに過剰に威圧的だったのかもしれません。
実際の現場を見ていないので、
私からどちらが悪いとは言えません。

しかし
身だしなみや服装に対する指摘の中で、
若い消防士に対して
必要以上に悪く言うのは、
パワハラに該当するものです。

ただし、ここで注目すべきは、
身だしなみや服装に対する
若い消防士の姿勢にも
問題があったのではないかという点です。

消防士としての基本的な心構えとして、
「身だしなみを正す」という姿勢は
消防にとって普遍的なものであり、
職業上必須の意識です。

たった一人の消防士が行ったことでも
身だしなみをきちんと整えなければ、
「やっぱり、消防士はだらしない」
と消防全体が悪く思われてしまいます。

自己管理の一環として、
身だしなみは
非常に重要な要素なのです。

結論

処分を受けた消防長の言い方さえ悪くなければ、私は100%悪いのはこの若い消防士の方だと考えます。

私が消防学校に入校したときは、
基本坊主頭がルールで、
少しでも髪が長い者は「切ってこい」と
言われていました。

世間がどうこうではなく、
「郷に入っては郷に従え」という
言葉があるように、
消防特有の揺るがない文化が
存在するのは事実です。

パワハラばかりが注目を浴びて、
問題の本質が隠れてしまっているのが
残念ですが、
私は、消防士は身だしなみを
しっかり整えるべきだと思います。

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