【消防設備士講習】効果測定でよく問われる内容をチェック!問題例を解説。

消防設備士

こんにちは。
元消防士YouTuberの
KIYOYUと申します。

 

今回は消防設備士講習の終盤に実施される
「効果測定」の内容に触れていきたいと思います。

私個人の話ですが、
消防設備士の資格を
甲乙全て取っているので
それだけ義務講習に参加する機会も最近多くありました。

その経験上、
効果測定で記憶に焼きつくほど、
しつこく出題された問題を
取り上げていきます。

 

効果測定の概要

解答時間

20分

 

試験中に机に出して良いもの

テキストと筆記用具のみ
(鉛筆、シャーペン)

東京会場の例ですが
効果測定の前に休憩時間は
ないので
休憩のタイミングで
必ずトイレに行っておいた方が
良いです。

 

問題例

消防法令違反に関する問題

違反点数の算定方法

消防設備士が消防法令違反をしてしまったとき、
該当する違反する行為にかかる基礎点数に
事故点数を足して算出します。

算定するべき基礎点数と自己点数については、違反内容ごとに別表1、2で
定められておりますが、
実際に計算をする問題はありません。

また、効果測定中でも
テキストを見ながら解いて
オーケーなので、
別表1、2については、
この記事では省略いたします。



覚えるポイント

以下で覚えるポイントを
整理していきましょう。

赤の下線部が
特に重要なポイントです。

•複数の免状を保有する消防設備士に対しては、保有するすべての免状の種類ごとに措置される。
こちらは、
例えば、甲種1類と乙種7類を持っていれば、
それぞれの保有資格に対して違反点数が加算されるということです。
「すべての免状」が対象ということを覚えておきましょう。

 

講習受講義務の違反については例外で、該当する保有免状についてのみ計上される。
こちらは上記の加算方法の例外です。「講習受講義務違反」については、
該当する免状のみに違反点数が計上されます。                         例えば、甲種1類と乙種7類を持っていて、
乙種7類の「警報設備」の講習を受講しており、
甲種1類の「消火設備」を受講していなければ、
甲種1類に対してのみ、違反点数が計上されるということです。

 

•違反について、複数の消防設備士が関与した場合、原則としてすべての消防設備士に対し違反点数を算出し措置される。
こちらは複数の消防設備士が消防法令違反に関与していた場合の対応です。           対象として、
原則として、関与したすべての消防設備士に違反点数が加算されるというものです。

 

•共謀して、他の消防設備士に違反行為を行わせた消防設備士についても、同様に共同違反行為を行ったものとして措置される。
こちらも上記と同様です。たとえ指示を出した消防設備士だったとしても、共同違反行為を行った者として措置されます。

 

•最新の違反行為から起算し、過去3年以内に行った違反点数と合算した点数が「消防設備士違反処理台帳等」に管理される。
こちらは単純に年数を覚えましょう。
「過去3年以内」と言う点がポイントになります。他の数字と置き換えられていれば誤りになります。

 

まとめ

 



いかがだったでしょうか?
講義を真面目に聞いていれば、
自然に頭にも入ります。

テキストのチェックだけで
正答を探し回答しようとすれば、
意外と時間が足りません。

1番安心な方法は
講義中にしっかりと理解して、
チェックしたページに付箋をつけたり、
ドッグイヤーするなどして
折り込んでおくことです。

ぜひ参考にしてみてください。



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