若年層にも広がるハラスメントの動き。成田市消防本部の事例から考える。

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こんにちは。
今回は消防本部で起きたパワハラの事例に触れながら、
最近の傾向についてお話しします。

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ハラスメントとは?

ハラスメントとは、相手に対して不快感や嫌悪感を与える行動や言動のことです。これは、性的、身体的、精神的、または社会的な圧力や嫌がらせを含み、相手の尊厳を傷つけるものです。
その中でもパワハラというものがあります。
パワハラ(パワーハラスメント)とは、職場で上司や同僚が自分の地位や権限を使って、部下や同僚に対して不当な圧力や嫌がらせを行うことです。これには、過度な業務を強制したり、侮辱的な言動をすることなどが含まれます。

成田市消防本部の事例

成田市消防本部は、部下職員に人格否定をする言葉を使うなどのパワハラを行ったことにより30代、男性副主査を減給10分の1(6カ月)の懲戒処分としたことを発表しました。

消防本部によれば、男性副主査は昨年の8月から10月ごろ、部下職員1人に複数回、訓練において人格否定をする言葉を使ったそうです。

また、消防署での食事の際、準備中に、食堂にて食事の盛り付けを指示通りに行わなかったことに腹を立て包丁を手にとって、部下職員に接近し叱責したこともあったそうです。

昨年11月に総務省消防庁のハラスメント窓口に匿名の相談があり、その後、消防本部の聞き取りに対し「ハラスメントの自覚がなかった。後悔している」と副主査は説明をしたそうです。そして現在、副主査は別の部署に異動しました。
成田市消防本部の松尾消防長は「信頼回復に向けて再発防止に全力で取り組む」とコメントを残しました。

まとめ

どのハラスメント事例でも共通して言えることですが、
パワハラを起こす本人に自覚なんてものはありませんね。
30代と言えば、まだ勤務実績10年前後の消防職員だと考えられます。
比較的、若年層とも言えるため、
さらに上の上司からの悪い影響を受けたか、
溜まったストレスを部下にぶつけているという
見方もできます。

感情的に叱責され、人格否定をされれば
誰だって嫌な気持ちになります。
まして、若手からしたら年の近い先輩の存在は
信頼のできるものであってほしいと感じるはずです。

パワハラを起こした人がどのような指導を受けてきたのかまでは分かりませんが、
悪しき風習は断ち切ってパワハラが無くなればいいと、
心の底から思います。

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