消防で流行る下剋上!?逆パワハラ?その実体とは?

公務員試験

こんにちは。
元消防士YouTuberのKIYOYUと申します。

最近、消防学校で同期だった消防士達で
久しぶりに集まりました。
私の同期は年齢で言えば30から40歳ぐらい。
組織で言えば働き盛りの中堅といった立場になりました。

最近の消防署ではある変化が見られるようです。
新人の消防職員の勤務態度が話題になりました。
最近は「逆パワハラ」という言葉もあるように
消防の世界でもある変化が起きているようです。

 

消防署で一体何が起きているんだろう??

逆パワハラとは何か

通常のパワーハラスメント(パワハラ)は、
上司が部下に対して権力を背景に嫌がらせや不な扱いをする行為を指します。

対して、「逆パワハラ」とは部下が上司に対して嫌がらせや
攻撃的な行為を行うことを指す場合があります。

【元消防士が考える】消防士に向いている人の特徴

逆パワハラの例

例えば、以下のようなケースが「逆パワハラ」として語られることがあります。

  • 部下が上司に対して意図的に業務を妨害する(報告しない、無視するなど)
  • 部下が上司の指示を聞かず、周囲を巻き込んで孤立させる。
  • 部下が「パワハラだ」と過剰に主張し、上司を萎縮させる。

ただし、これは正式な概念ではなく、

単なる「ハラスメント」や「モラルハラスメント(モラハラ)」の一種と考えたほうがよいでしょう。

法的な議論の場では「パワハラ」は通常優越的な関係を前提としているため、
「逆パワハラ」という言葉はやや矛盾を含んでいるともいえます。

消防で起きている変化

私の同期が話していた内容を一部紹介します。
ちなみに逆パワハラと言うほどの過激なものではありません。

同期いわく「俺たちが今より少し若い頃は、やらなきゃいけないことが10個ぐらいあったじゃん?
でも今の新人ってやってることあっても5個ぐらいしかやってないんだよね。
この前、車庫で副署長がホウキで掃き掃除してて、
若いヤツ気付かないで、ずっと受付に座ってスマホいじってやがんの。」

と不満を漏らしていました。

逆パワハラと思える報道の一例

さいたま市消防局は2024年7月26日、
部下である消防士に暴行を加えたとして、
男性消防士(50)を減給10分の1(6か月)の
懲戒処分にしたと発表した。

市消防職員課によると、2019年11月26日の朝、
消防署内の食堂で、
男性消防士が部下の男性消防士(20歳代)を
床に倒した上で、頭を床にたたきつける
暴行をしたとのこと。

自分の名前を書いたラップを張って保管していたタラコパスタを、
部下がラップを張り替えたことで、
別の消防士に食べられてしまったことなどが理由だという。
男性消防士は調べに対し、「態度に腹が立った」などと
話しているということであった。

この部下がなぜラップを張り替えたのかは私にはよく分かりませんが、
少なくとも好意的な行動とは到底思えません。

消防署では、誰もがストレスを抱えて働いています。
つまらないことをして仲間に負担をかけることだけはやめていただきたい。
まして、上司にあたる人にやることではないですし、この部下の人間性を疑います。

人間関係が悪いならお互いに距離をとれば良いだけだと思いますが、
消防業務に悪影響を与えないでもらいたいですね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました