二酸化炭素消火設備の安全対策【扉の開く方向は?】内開き?外開き?基準をチェック!

消防法

二酸化炭素消火設備については、
令和3年1月、4月にそれぞれ東京都港区と新宿区で
死亡事故も発生しています。

必要な取り決めはされているのでしょうか?

二酸化炭素消火設備って、事故が多いけど、

安全対策ってされているの?

ここで安全対策について、

参考までにドア扉の開閉の向きについて
消防庁の通達をご紹介します🔥

こちらの内容は
消防設備士の、
甲3の試験でも
問われることがある
ので
チェックしておきましょう!

消防庁の通達

消防予第133号
消防危第85号
平成9年8月19日

全域放出方式の二酸化炭素消火設備の安全対策ガイドラインについて(通知)

上記により定められてらおります。

ガイドライン「第4」と「第5」の内容

第4 防護区画に係る安全対策について

〜中略〜

2.防護区画に設ける出入口の扉は、
当該防護区画の
内側から外側に開放される構造のものとするとともに、
ガス放出による室内圧の上昇により容易に開放しない自動閉鎖装置付きのものとすること。

第5 防護区画に隣接する部分に係る安全対策について

〜中略〜

1.防護区画に隣接する部分に設ける出入口の扉
(当該防護区画に面するもの以外のものであって、通常の出入り又は退避経路として使用されるものに限る。)
は、当該部分の
内側から外側に容易に開放される構造のものとすること。

マニュアルより
上記のように記載があり、

二酸化炭素消火設備の防護区画の扉
は安全面を考慮し、

「外開き」とすること
とされています。

ガス容器(ボンベ)の色の意味【高圧ガス保安法第46条・容器保安規則第10条】

まとめ

度重なる重大事故もあり、
消防庁の通達によって
ずいぶん前から
安全対策は出されているんですね。

多くの防火対象物に
設置されている
二酸化炭素消火設備
には今後も注意が必要です🔥

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