地区音響装置・音響警報装置【声はどっち?】男声?女声?

消防設備士

消防用設備等の音響装置について

消防庁告示では
地区音響装置、音響警報装置
に係る音声について
「性別」の記載がございます。

 

【資格】取得の近道。【消防設備士甲4】と【第2種電気工事士】の両方を取る方へ。

 

地区音響装置の基準

平成9年6月30日消防庁告示第9号
(改正平成20年12月消防庁告示第26号)
にて、以下の内容が記載されています。

第四 音声切替装置の機能
音声切替装置を備えた地区音響装置にあっては、当該音声切替装置の機能は、第三によるほか、次に定めるところによる

・・・五 音声は、次によること。

(一) 感知器作動警報に係る音声は、
「女声」によるものとし、自動火災報知設備の感知器が作動した旨の情報又はこれに関連する内容を周知するものであること。

(二) 火災警報に係る音声は、
「男声」によるものとし、火災が発生した旨の情報又はこれに関連する内容を周知するものであること。

つまり、
感知器作動の音声は「女性」の声で、

火災が断定された場合の音声は
「男性」ということになります。

不活性ガス消火設備等の音響警報装置の基準

平成7年1月12日消防庁告示第3号
にて、以下の内容が記載されています。

音声警報装置の構造及び性能は、次に定めるところによる。

(一)音声装置の構造及び性能は、次のとおりであること。

・・・ホ メッセージは「男声」によるものとし、消火剤の放出による危険性を周知させる内容であること。・・・

と記載されています。
つまり音声警報装置の場合、
メッセージは「男性」と定められております。

音響警報装置のうち、音声装置については、
メッセージは男性によるものとし、消火剤の放出による危険性を周知させる内容であること。と謳われております。

消防設備士の受験での注意点

受験する消防設備士試験の
種別によって、
問われる音響の「性別」は整理しておかなければいけません。

知ってる?【自動火災報知設備】P型とR型のちがい

消防設備士試験の対策

消防設備士甲種第4類の受験なら?

「地区音響装置の基準」
を確認しておきましょう。

消防設備士講習第3類の受験なら?

「不活性ガス消火設備等の音響警報装置の基準」
を確認しておきましょう。

まとめ


消防用設備等の音響の性別については細かい基準があるんですね。
しっかり覚えておきましょう。

消火栓箱の中身をチェック!検定対象機械器具等にあたるものは?【消防法施行令第37条】

 

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