アメリカの火災種別の分類について!日本とのちがいとは??

Firefighting in Japan

みなさんは、
火災や消火器の話になったとき、
「A火災」や「B火災」といった表現を
聞いたことがおそらく
あるのではないでしょうか?

今回は火災の種類について解説しますが、
日本の火災種別ではなく、
アメリカの火災種別について
触れていきます。

About types of fire and extinguishing. Characteristics of A fire, B fire, and C fire.

アメリカの火災種別

日本では
基本的にはA火災、B火災、C火災の
三種類に分類がされています。

しかし、アメリカでは以下の5種類に分類されているんですね。

Class A Fires:木材、紙、布などの固体可燃物が燃える火災(日本のA火災に相当)
Class B Fires:可燃性液体やガスが燃える火災(日本のB火災に相当)
Class C Fires:電気設備や電気機器が関与する火災(日本のC火災に相当)
Class D Fires:金属(マグネシウム、アルミニウムなど)が燃える火災(日本では特別に分類されないことが多い)
Class K Fires:植物油、動物油、脂肪を使った調理機器(主に厨房火災)

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根拠について

これらの分類はアメリカのNFPA(全米防火協会)によるものです。
ヨーロッパや日本と比較すると、
分類が若干異なるので注意が必要なんですね。

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