【予防技術検定】難しい試験?データで見る合格率 

予防技術検定

予防技術検定は
消防本部に予防に長けたスペシャリストを配置する目的
の検定でもあります。

そのため、
受検者の大半が現役の消防士です。

消防本部の予防課で
バリバリの予防業務に従事している人、
肉体派で訓練に明け暮れる救助隊の人も、
受検しています。

ちなみに消防士以外の人も
条件を満たしていれば
受検できますが、
本当にごく少数派
であると思います。

参考までに、
毎年のデータを見てみましょう!

例年の合格率

全体の合格率は50%〜60%といったところでしょうか。

試験の内容は?

試験は
各区分(防火査察、消防用設備等、危険物)

大きく二科目で構成されます。

共通科目+専攻科目
の二科目です。

年に一度きりの検定で、
一区分でも取得できれば

翌年に受ける二区分目以降は
共通科目を免除できます。

ただ
共通、専攻科目の合計得点で、
60%以上の正答により合格のパターンと

共通科目の免除申請をし、
専攻科目のみで60%以上の正答で合格を
目指すパターンがあるので、

一区分を取得した受検者であっても、
共通科目を得点源にするため
あえて共通科目を受検する人もいます。

試験のポイント

問題の記述は
ほとんどが消防法の条文です。
条文の一部に誤りを含めるなどして
出題されます。

また
収容人員の算定など
計算問題も出ます。

試験対策としては、
条文を地道に読んで
見慣れておくこと。

計算問題は問題に触れながら
解き方も覚えておくように
しましょう。



その他

消防用設備等の区分では「建築基準法」、
危険物の区分では「危険物六法」(危険物法令)の範囲からも出題されます。

試験勉強に必要で
消防業務でも引き続き使えるので、

各法令を購入するなどして
用意することをオススメします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました