こんにちは。
元消防士ユーチューバーの
KIYOYUと申します。
今回は、私が消防士として働いていた時に
目の当たりにした、
消防おじさんの特徴について
共通する部分をまとめてみました!
【元消防士】パワハラを受けたとき…驚愕した消防本部と民間企業の対応のちがい
手に傷がある
私が勤務していた消防署の署長の手には
複数の傷がありました。
おそらく、長年消防士として勤め、
災害現場で負った傷だと思いました。
ある日、署長と2人きりに
なることがあったので、
手の傷のことを聞いてみました。
「署長の手の傷跡は現場で怪我されて、
ついた傷なんですか?」
と私が聞くと、
「いやいや、違うよ!
キャベツの千切りした時の傷だよ!
消防入ったばかりの頃から
料理はずっとやってるからな!
昔は千切りじゃなくて、
『百切り』ってぐらい
分厚く切ってたけどな。
何度も千切りやってて
包丁で切っちゃったんだよ。」
と署長。
この後、別の上司にも同様に、
手に傷があることに気付きましたが、
やはり同じく料理の時にできた傷とのこと。
消防には文化、伝統として
料理の習慣が
古くから根ざしているんですね。
ゼンリン住宅地図のページを覚えている
ゼンリンとは
地図が掲載された本のこと。
消防車に積載されています。
一般的には、
下っ端の消防士が
後部座席で、ゼンリン地図を見て
機関員(運転手)に道案内を
します。
まだ入ったばかりの消防士は
なかなか上手く道案内ができませんが、
長年勤務してきた
消防おじさんは
ある程度大きな防火対象物(建物)
が何ページに載っているのか、
すでに頭に入っています。
「M高校は42ページだ」
向かう先、
災害現場が
何ページに載っているのか、
長年の災害出場の経験によって、
脳裏に焼き付いているのです。
白髪が多い
「これはどの職場にも
いるんじゃないか?」
と思われた方、
いらっしゃるかと思います。
しかし、
消防士には若白髪が多いんです。
話が少し逸れますが、
私の同期は19歳で救助隊になり
初めて白髪染めをしたと
言っていました。
他にも
33歳の同期に、
私が消防を辞めてから
久しぶりに
会う機会があったのですが、
しばらく見ないうちに
すごい量の白髪頭に
なっていたことに
相当びっくり!
なんていう衝撃的な
出来事がありました。
救急隊長になり、
毎日相当苦労している
とのことでした。
言うまでもなく
40歳になる
消防士には何人かですが、
白髪が極端に多い消防士も
存在する事が事実です。
まとめ
救助隊、救急隊など
消防の組織には色々な分野があって、
みんな懸命に働いていますが、
見えない所で、
非常に大きなストレスを
感じていることは
間違いありません。
今はのんびり働いている人も、
「元々はバリバリの救助隊で
苦労人だった」
なんて話もよく聞いていました。
消防には色々な
文化、伝統があり、
長年勤めている
消防おじさん
からすれば、
今の時代は生優しく感じる部分も
きっとあることでしょう。
気難しい上司もいるかも
しれませんが、
良い部分だけを
学びとって
毎日ハツラツと仕事を
頑張っていきたいですね!
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